01光脱毛は「黒い色に集まる光」を使う
メラニンとは毛や肌に色をつける色素
メラニンは、毛や肌、目の色のもとになっている色素です。黒い毛ほどメラニンが多く、細くて色の薄いうぶ毛はメラニンが少なめです。光脱毛で使う光は、このメラニンに吸収されやすい性質を持っています。
光が熱に変わり、毛を育てる部分にはたらきかける
光を肌に当てると、肌の表面を通り抜けた光が毛の黒い部分に吸収され、熱に変わります。その熱が、毛の根元にある「毛を育てる部分」にはたらきかけることで、毛が生えにくい状態に近づけていく、というのが光脱毛の基本的な考え方です。
ここで大事なのは、光脱毛は1回で毛をすべてなくすものではない、という点です。毛は一本一本が違うタイミングで生え変わっていて、光が届きやすい時期の毛もあれば、届きにくい時期の毛もあります。そのため、間隔をあけながら何度か重ねていくお手入れになります。
ポイント光脱毛は「毛の黒い色に光を吸収させ、熱で毛を育てる部分にはたらきかける」お手入れ。医療行為ではなく、毛を減らす・目立ちにくくすることを目指します。
医療機関のレーザー脱毛とはどう違うのか
医療機関で行うレーザー脱毛も、黒い色に反応する光を使う点は似ています。違いは、医療用の機器を使い、医師の管理のもとで行う医療行為であることです。光脱毛はエステの範囲で行うお手入れで、目的や手続き、相談できる相手が違います。どちらかが優れているというより、何を求めるかで選ぶものです。
02効果の感じ方に個人差が出る5つの理由
同じ機器を同じように使っても、「わりと早く変化を感じた」という人もいれば、「なかなか変わらない」と感じる人もいます。これは使い方の失敗だけが原因ではなく、体の条件の違いによるところが大きいのです。
1. 毛の色と太さ
光は黒い色に反応するので、黒くてしっかりした毛には光が集まりやすく、色の薄い毛や細いうぶ毛には集まりにくい傾向があります。顔まわりや背中のうぶ毛のように色が薄い部位は、変化を感じるまでに時間がかかることがあります。
2. 肌の色
肌にもメラニンがあります。肌の色が濃いと、毛だけでなく肌のほうにも光が吸収されやすくなり、肌への負担が大きくなるおそれがあります。そのため、肌の色が濃いときはパワーを控えめにする必要があり、そのぶん毛に届く熱も控えめになります。日焼けの直後に使えないのは、このためです。エトワールビューティーでは、日焼けの予定がある時期と日焼けの直後はご利用いただけず、日焼けの前後は1か月あけていただいています。
3. 部位による毛の性質の違い
ワキ、腕、脚、背中、VIOなど、部位によって毛の太さや密度、生え変わりのリズムが違います。ある部位では変化を感じやすくても、別の部位では時間がかかる、ということはめずらしくありません。
4. 毛周期(毛の生え変わりのリズム)
毛には、伸びる時期、抜ける準備をする時期、休む時期のサイクルがあります。これを「毛周期」といいます。光が届きやすいのは、毛が根元とつながって伸びている時期の毛だと考えられています。休んでいる時期の毛には光がはたらきかけにくいため、間隔をあけて繰り返すことが大切になります。
5. ホルモンや体調
毛の生え方は、年齢やホルモンのバランス、体調によっても変わります。生活の変化で毛の量が変わったように感じることもあります。こうした体の変化は、お手入れだけでは左右できない部分です。
| 条件 | 変化を感じやすい傾向 | 変化を感じにくい傾向 |
|---|
| 毛の色 | 黒くはっきりした毛 | 色の薄い毛・うぶ毛 |
| 毛の太さ | ある程度太い毛 | 細い毛 |
| 肌の色 | 日焼けしていない肌 | 日焼けした肌 |
| 毛の時期 | 伸びている時期の毛 | 休んでいる時期の毛 |
※上の表は一般的な傾向で、すべての人に当てはまるわけではありません。
03機器の設定は「強いほどよい」ではない
IC500HRの「パワー」と「冷却レベル」
エトワールビューティーで使っていただく業務用の光脱毛器「IC500HR」には、操作画面に「パワー」と「冷却レベル」があり、上下のボタンで選べます。パワーは光の強さ、冷却レベルは肌に当たる部分を冷やす強さの目安です。
画面には「パワー数値は推奨レベル厳守」と表示されます。強くすれば効果が上がると考えがちですが、光は毛だけでなく肌にも熱を伝えます。推奨より強くすると肌への負担が増え、赤みやヒリつきの原因になるおそれがあります。効果の感じ方を左右するのは強さだけではなく、毛周期に合わせて間隔をあけて続けることや、肌の状態を整えておくことも大きいのです。
「単発」と「連射」の使い分け
IC500HRでは、1回ずつ光を出す「単発」と、続けて出す「連射」を選べます。狭い部位や形が複雑な部位は単発で丁寧に、広い部位は連射で順番に、というように使い分けると当てやすくなります。どちらの場合も、同じ部位に何度も重ねて当てないことが大切です。画面にも「同じ部位の複数照射厳禁」と表示されます。
ポイント変化を早く感じたいときほど、強さや回数を増やすのではなく「推奨レベル」「重ねない」「間隔をあける」の3つを守るのが近道です。
04光脱毛の前後で肌の状態をととのえる
当てる前に整えておくこと
光は毛の黒い色に反応するため、肌の上に長い毛が出ていると、その毛が熱を持って肌の表面に負担がかかることがあります。そのため、照射の前に自己処理(シェービング)で毛を短く整えておく必要があります。毛抜きで抜くと、光が反応する毛の根元までなくなってしまうので、カミソリや電気シェーバーで剃るのが一般的です。エトワールビューティーでも、毛抜きなどで抜く自己処理はしないようお願いしています。
当てたあとのケア
照射した部位は、熱がこもりやすい状態です。冷やして、いつも以上に保湿して、日焼けを避ける、という基本のケアを続けることで、肌への負担をやわらげやすくなります。エトワールビューティーの同意書では、照射後24時間程度は湯船・サウナ・過度な運動・飲酒など体を温めることを避けること、照射後2週間は日焼けをしないことを、お店の決まりとしてお願いしています。肌が乾燥していたり日焼けしていたりすると、次回のパワーを控えめにする必要が出てくるので、日ごろのケアは効果の感じ方にもつながります。
照射してはいけない場所
光は色に反応するので、タトゥーのように色が入っている箇所には当てられません。整形した箇所も照射の対象外です。顔では、眉より上・目のまわり・唇には照射せず、顔まわりを当てるときは必ずゴーグルとアイキャップを使います。ほくろやシミのように色が濃い部分、傷あとや粘膜も、上から当てずに避けてください。
05光脱毛の仕組みからわかる、よくある疑問
当てたのに、すぐに毛が抜けないのはなぜ?
光を当てた直後に毛がなくなるわけではありません。光がはたらきかけた毛は、しばらくしてから自然に抜け落ちていくことがあります。また、毛周期の休んでいる時期だった毛には、その日の光ははたらきかけにくいため、あとから新しく伸びてくることもあります。数日で判断せず、何度か重ねながら変化を見ていくのが向いています。
前より毛が細くなった気がするのはどうして?
光を重ねていくと、毛が細くなったり、伸びる早さがゆっくりになったと感じる方もいます。一方で、毛が細く色が薄くなると、光が反応する黒い色も少なくなるため、そこから先は変化をゆるやかに感じることがあります。感じ方には個人差があり、途中で変化がゆっくりになることも、仕組みから見れば自然なことです。
白髪や金色に染めた毛にも効く?
光は黒い色に反応するので、色素の少ない白髪や、色の薄い毛には光が集まりにくいと考えられています。肌の表面で毛の色を明るくしていても、根元の色は元のままのこともあります。気になる場合は、ご予約の前にご相談ください。
変化を記録しておくと比べやすい
効果の感じ方は人と比べにくいものです。ご自身の変化を知るには、日付、部位、パワーの段階、剃ってから毛が伸びてくるまでの早さなどを簡単にメモしておくと、前回と比べやすくなります。
06自分の毛と肌に合わせて、無理なく続けたい方へ
光脱毛は、毛の黒い色に光を集めて毛を減らしたり目立ちにくくしたりするお手入れです。効果の感じ方に個人差があるのは、毛の色や太さ、肌の色、部位、毛周期、体調といった、人それぞれ違う条件が重なっているからです。周りと比べるより、ご自身の毛と肌の変化を見ながら続けていくのが向いています。
エトワールビューティーは、葛西にある完全個室のセルフエステサロンです。業務用の光脱毛器を、人目を気にせず自分のペースで使っていただけます。セルフ脱毛は部分3,000円、全身8,000円、全身プレミアム12,000円(いずれも1回・約60分)です。肌の状態や体調で気になることがあれば、予約の際にご相談ください。ご予約はLINEから受け付けています。