01なぜ「当ててはいけない場面」があるのか:光が色に反応する仕組み
光脱毛(毛の黒い色に反応する光を肌の上から当て、毛を減らしていくお手入れ)は、光が「黒っぽい色」に集まりやすい性質を使っています。毛の根元の黒い部分に光が届くと熱が生まれ、その熱で毛が生えにくい状態へ近づけていく、という考え方です。
裏返すと、毛以外に黒っぽい色や濃い色があると、そこにも光が集まってしまいます。日焼けした肌、ほくろ、タトゥーのインクなどがその代表です。毛だけを狙いたいのに、ほかの場所で熱が生まれてしまう。これが「当ててはいけない場面」が生まれるいちばんの理由です。
もうひとつの理由は、肌と体の状態です。赤みや傷、炎症があるときの肌は、ふだんより刺激に弱くなっています。また、お薬や体調によっては、光への反応がふだんと変わることがあります。そこに光と熱を重ねると、負担が大きくなりやすいのです。
ポイント光脱毛は「黒い色に光が集まる」お手入れ。だから、毛以外の濃い色と、弱っている肌、光に反応しやすくなっている体には当てない、と覚えておくと判断しやすくなります。
02ご利用をお断りしている方・医師の同意書が要る方
まずは持病についてのお店の決まりです。ここは「その日の体調」ではなく、ご利用そのものにかかわる決まりです。
ご利用をお断りしている持病
エトワールビューティーでは、次に当てはまる方のご利用はお断りしています。
- 心臓病の方・ペースメーカーをお使いの方
- てんかんのある方
- 光アレルギーのある方
- ケロイド体質の方
医師の同意書が要る持病
次に当てはまる方は、医師の同意書をご用意いただいたうえでご利用いただきます。
- 糖尿病
- ぜんそく
- 婦人科系疾患
- 高血圧(最高血圧140以上・最低血圧90以上)
- アトピー
「自分は当てはまるのかな」と迷う場合は、予約の前にLINEや電話でお店へご相談ください。
03その日のご利用をお控えいただく方
次は、その日の体や肌の状態にかかわる決まりです。同意書の「施術前確認事項」として、ご利用の前に確かめていただいている内容です。
妊娠中・授乳中・妊娠の疑いがある方
妊娠中・授乳中の方、妊娠の疑いがある方は、ご利用をお控えいただいています。妊娠中は、ホルモンの変化で肌がふだんより敏感になったり、毛の生え方が変わったりすることがあります。出産後は、生理が始まってから3か月たってからのご利用をお願いしています。
生理中の方
生理中は肌が敏感になりやすいため、ご利用をお控えいただいています。予約を入れるときは、生理の予定と重ならない日を選ぶと安心です。
24時間以内にお薬を使った方・1週間以内に注射をした方
エトワールビューティーでは、次に当てはまる日のご利用はお控えいただいています。
- 24時間以内に飲み薬を飲んだ、または塗り薬を塗った
- 24時間以内に、脱毛する部位に湿布薬を使った
- 美容・医療機関で、1週間以内に注射をした
お薬の中には、光線過敏症(光に当たったときに肌が反応しやすくなる状態)を起こすものがあります。お店の資料では、例として次のようなお薬をあげています。
| 光線過敏症を起こすお薬の例 |
|---|
| 抗てんかん剤・筋弛緩剤・抗ヒスタミン剤・ニューキノロン系抗菌剤・利尿剤 |
| 抗がん剤・抗生物質・降圧剤・精神病や神経症のお薬 |
| ステロイド・ホルモン剤・鎮痛剤 |
続けて飲んでいるお薬がある方は、ご自身で判断せず、予約の前にお店へご相談ください。
日焼けの直後・日焼けの予定がある方
日焼けの予定がある時期と日焼けの直後は、ご利用いただけません。お店の決まりでは、日焼けの前後は1か月あけていただくようお願いしており、同意書でも「2週間以内に日焼けをしていない・今後2週間は日焼けをしない」ことを確かめていただいています。IC500HRの操作画面にも、「日焼け直後のトリートメントは厳禁」と表示されます。日焼けした肌は色が濃くなっているうえに、熱や乾燥でダメージを受けていて、光が毛以外にも集まりやすい状態です。
肌の乾燥・炎症があるとき、ピーリングやフォトフェイシャルのあと
- 過度に乾燥している肌は、保湿をして落ち着いてから
- ニキビが赤く腫れている、かぶれや湿疹がある、カミソリ負けでヒリヒリしているなど、完治していない炎症がある部分には当てない
- ピーリングやフルーツ酸を使ったお手入れは、前後1か月あける
- 光フェイシャルをした方は、3週間以内は顔の脱毛をしない
- 制汗剤は、前後2〜3日は使わない
- 極度な運動やマッサージ、汗を多くかくことをした直後や、その予定がすぐにあるときは控える
体調がすぐれない方・未成年の方
体調がすぐれない日は、ご利用を見送ってください。未成年の方がご利用になるときは、親権者(保護者)の同意が必要です。
| 当てはまること | お店の決まり |
|---|
| 心臓病・ペースメーカー・てんかん・光アレルギー・ケロイド体質 | ご利用をお断り |
| 糖尿病・ぜんそく・婦人科系疾患・高血圧・アトピー | 医師の同意書が必要 |
| 妊娠中・授乳中・妊娠の疑い | ご利用をお控えいただく |
| 生理中 | ご利用をお控えいただく |
| 24時間以内のお薬・湿布、1週間以内の注射 | ご利用をお控えいただく |
| 日焼けの予定・日焼けの直後 | ご利用不可。前後1か月あける |
| 未成年 | 親権者の同意が必要 |
04光を当ててはいけない場所・避ける場所
次は「体の場所」の条件です。こちらは体調にかかわらず、毎回守る決まりです。お店の資料では「粘膜・傷・色素のある部分・皮膚疾患・異物が入っている箇所には照射しない」とまとめています。
顔の上半分(眉より上・目のまわり)と唇
顔で光を当てないのは、眉より上から目のまわりを含む顔の上半分と、唇(粘膜の部分を含む)です。IC500HRの画面にも「鼻から上部の照射厳禁」と表示されるので、おでこ、眉、まぶた、目のまわりには当てません。目は光にとても敏感なので、顔まわりを当てるときは、必ずゴーグルとアイキャップ(白いコットンなど)を使ってください。鼻の下や口まわりを処理するときも、ハンドピース(肌に当てる持ち手の部分)の向きに気をつけ、目に光が向かないようにします。歯の矯正やインプラントがある方は、その部分をコットンで覆ってから当てます。
タトゥー・アートメイクのある場所
タトゥーやアートメイクのインクは色が濃く、光が強く集まりやすい場所です。IC500HRの画面にも「タトゥー・整形箇所厳禁」と出ます。タトゥーには当てず、アートメイクのまわりは1cm以上離して避けてください。小さなワンポイントでも同じです。
整形した箇所(異物が入っている部位)
美容整形をした部位、体の中に異物が入っている部位にも照射しません。見た目では分かりにくい場所もあるので、ご自身で心当たりのある部分には当てないでください。判断に迷う場合は、使う前にお店へ相談してください。
ほくろ・シミ・あざなど色のある部分
ほくろやあざ、シミ、そばかす、肝斑など、色素のある部分には光を当てません。お店の資料では、色素細胞母斑(あざ・ほくろ)、色素沈着(シミ)、肝斑、老人性色素斑、雀卵斑(そばかす)を、お手入れできない部位としています。白斑など色が抜けている部分、血管腫や静脈瘤のある部分も同じです。小さなほくろでも、その部分は避けて当ててください。
傷・ケロイド・粘膜・皮膚疾患のある部分
治りきっていない傷やかさぶた、ケロイドのある部分は避けます。手術のあとの傷あとは、術後6か月以内のものも照射しません。唇・乳輪などの色の濃い部分や粘膜、皮膚疾患のある部分、完治していないニキビにも当てません。
ポイント「顔の上半分・唇・タトゥー・整形箇所」と「ほくろ・シミ・傷・粘膜・皮膚疾患」は、どちらも当てずに避ける場所。顔まわりはゴーグルとアイキャップを必ず使う。この3つで覚えておくと迷いにくくなります。
05使い方のルールも安全の一部:パワーと重ね当て
当ててはいけない場所を避けるのと同じくらい大事なのが、機械の使い方のルールです。同意書でも「マシンの使用方法や設定など指示を守る」ことをお願いしています。IC500HRの画面には、場所の注意とあわせて次の2つも表示されます。
- パワー数値は推奨レベル厳守:強くすれば早く減る、というものではありません。推奨のレベルを守ってください
- 同じ部位の複数照射厳禁:同じ場所に何度も重ねて当てると、肌に熱がこもりやすくなります。1か所に1回、少しずつずらして当てていきます
操作画面では「パワー」と「冷却レベル」を上下のボタンで選び、照射は「単発」と「連射」から選べます。はじめての方は、単発で1回ずつ確かめながら進めると、当てた場所と当てていない場所が分かりやすくなります。
ハンドピースには落下防止のストラップがついています。手首に通してから使うと、うっかり落として機械を傷めたり、思わぬ場所に光が向いたりするのを防げます。
06当日に迷ったときの判断のしかた
来店してから「今日は大丈夫かな」と迷うこともあると思います。そんなときは、次の順で考えてみてください。
- 体調はふだんどおりか。生理中ではないか。24時間以内にお薬を使っていないか(当てはまれば見送る)
- 肌に赤み・ほてり・かゆみ・傷、日焼けはないか(あれば、その部分は当てない)
- 当てたい場所に、タトゥー・整形箇所・ほくろ・シミはないか(あれば避ける)
- 顔なら、眉より上・目のまわり・唇ではないか。ゴーグルとアイキャップをつけたか
ひとつでも引っかかったら、無理をしないのがいちばんです。セルフ脱毛は、光で毛を減らし、目立ちにくくしていくお手入れです。医療行為ではなく、効果の感じ方にも個人差があります。一度に多くを求めるより、肌が落ち着いた日に、決まりを守って続けていくほうが、気持ちよく通いやすくなります。
照射のあとに赤みやかゆみなど肌のトラブルが起きたときは、自分で判断せず、すぐにサロンへ連絡してください。冷やしても軽くならない場合は、医師の指示を仰いでください。
07不安な点はLINEで相談してから予約を
エトワールビューティーは、葛西駅東口から歩いて8分ほどの、完全個室・完全予約制のセルフエステサロンです。スタッフはつかず、IC500HRをご自身のペースで使っていただけます。
「この部分には当ててもいいのかな」「飲んでいるお薬は大丈夫かな」「持病があるけれど同意書は要るのかな」といった不安がある方は、予約の前にLINEで相談してみてください。気になる点を先に確かめておくと、当日は落ち着いてお手入れに集中できます。準備が整ったら、LINEからご都合のよい日時を予約してください。